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2005年10月26日
ファンタジックチルドレン……ハッピーエンドなのに
切ない。切ないよ、トーマ。
アニマックスで放映していたアニメ「ファンタジックチルドレン」のラストシーンを見て、思わずつぶやいてしまった感想です。
もともとはテレビ東京系の深夜に放映されていたようですが、例によってその当時は存在も知りませんでした。CSのアニマックスで日替わり再放送していたのをたまたま見て、はまっちゃいました。
しかし見始めたのは、第十九話から。もう三分の二が終わっちまってる。アホや~。なぜ俺は第一回からチェックしとかんかったのか。後悔しつつ週末にDVDを購入し、アニマックスでの最終回放映前に見逃した分を視聴しました。
作品概要は宇宙人の転生モノ。少女漫画「ぼくの地球を守って」を彷彿とさせるモチーフです。詳しくは製作元である日本アニメーションの公式ページを見てもらうとして、感想だけ書くと。
良い。
べフォールの子供達という、存在も行動も謎に包まれたキャラクターから物語を始め、丁寧に伏線を積み重ねていきます。主人公であるトーマとその家族のシーンでは、重い雰囲気を一変させる明るさを演出している。そして何より計算されつくした、人物配置と伏線に舌を巻きます。
たとえば、クックスという刑事がいます。彼は5歳児の連続失踪事件を担当し、べフォールの子供達を追う。その調査の過程でゲド機関にぶち当たり……。彼の調査が謎を整理し、視聴者の興味をひきつける役目を担っています。そのために謎が明かされた終盤ではほとんどいらないキャラクターになっちゃってますが。
たとえば、キルヒナーというキャラクターがいます。彼はゲド機関の実験によって、急速に老化してしまった被害者です。彼の存在は、中盤のアクションを提供するとともに、ティナの身に起こったことを事前に描写/説明する機会を提供しました。同時に、べフォールの子供達の一人、アギの兄妹愛を描写するリトマスとしても機能していました。
キャラクターデザインやCASTにまで隠されていた、伏線とミスディレクション。それを受けた第二十四話、および最終話は秀逸です。ちょっとブログを検索してみたのですが、私と同じ切なさを嘆いている感想のなんと多いことか。つまり、このラストは成功だったということですね。これだけ多くの視聴者の心を揺さぶったのですから。
ただ一点気になるのは、やはりいくつかの感想サイトで言われていた点。序盤は謎が多すぎて訳がわからず、見続けるのに飽きるそうです。
これについては、終盤を先に見てしまった私には判断できないところですね。確かに、読み解いていくのが難しいアニメかな、という気はします。
きっと伏線を忘れないよう、DVDやレンタルビデオで一気に見るのが上策でしょう。
猛烈にお奨めしたい作品です。
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「ところで。セラフィーヌの生徒って、ジムに会った時何歳だったんだろう?」
「そういうことは気にすんな」
投稿者 bonju : 2005年10月26日 22:00
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ファンタジックチルドレン1~7